私たちの栄養課題

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減塩のコツ

わたしたちが食塩をとりすぎないようにするには、どうしたらよいでしょう。
このページでは、食塩量を1日の目標量内におさえるための具体的な方法を紹介します。
できることからチャレンジしてみましょう。

● 買い物での工夫

お店で食品やお弁当を買うときは、栄養成分表示をチェックする。食塩の量(食塩相当量)が少ない物を選びましょう。レストランでも食塩相当量を表示しているお店があります。

減塩食品のイメージ

「食塩ひかえめ」「減塩」などと書かれている食品は、食塩の量を減らして作られています。調味料でも減塩しょうゆや減塩みそなど、食塩の量を減らして作られているものがありますよ。

● 食べるときの工夫

食べ方を変えるだけで、食塩をとる量を減らすことができます。

しょうゆやソースは
「かける」ではなく「つける」。

カツ肉

直接食品(料理)にしょうゆやソースをかけずに、別の皿にとって「つけて」食べましょう。

食べ過ぎに注意する。

胃袋

減塩していても、食べ過ぎてしまうと食塩の摂りすぎにつながります。

見えない食塩に気をつける。

ハムとベーコン

ハムやベーコン、ウインナーなどの加工食品には、食塩が多く含まれます。

味を確認してから
しょうゆやソースをかける。

ソース+コロッケ

食品(料理)を食べる前にしょうゆやソースをかけるのではなく、まず食べてみましょう。調味料がなくても十分おいしい食品(料理)もあります。

ラーメンやうどんなどの麺類のスープは、できるだけ残す。

どんぶり

スープの中には食塩が多くふくまれています。スープを全部残せば、2〜3gくらいの食塩を減らせます。

1日の中で食塩の量を調整する。

昼と夜

昼ごはんで食塩をとりすぎた日は、夜ごはんで食塩が多い料理を食べすぎないように気をつけましょう。

汁物は具だくさんのものを飲む。

野菜

同じ味つけでも具がたくさん入っていると、器に盛る汁の量が少なくなり、減塩につながります。

 

● 減塩の取組について、調べてみる、聞いてみる、話し合ってみる

減塩について、家族や周りの人と話をしてみましょう。

学校の給食は、管理栄養士や栄養士の先生が工夫して食塩の量が適切になるようにしているみたい。
お店では、どんな減塩商品が売られているかな?
料理を作るときや、買い物をするときに、気をつけていることはあるかな?
人のイラスト

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参考情報

こちらのページで紹介した内容について、詳しく書かれた資料を公開しています。

パンフレット「知っていますか?食塩のとりすぎ問題」