アンケート結果
実施後のアンケートでは参加した子どもの約9割が「食塩を減らす工夫をして、できるだけ気を付けようと思った」と回答するなど、減塩に対して前向きな回答が得られました。ワークシート内の減塩チャレンジ(減塩のために取り組みたいことを明記するページ)でも、積極的な取組を期待できる回答が見られるなど、「食塩の過剰摂取」の問題について知ってもらい、自主的な行動を検討するきっかけとなりました。
設問:食塩をとる量を適切にする工夫について理解できましたか?(ワークショップ参加の子ども76名が回答)
設問:今回のワークショップに参加して、食塩のとりすぎに気を付けようと思いましたか? (ワークショップ参加の子ども76名が回答)
アンケートに記入された感想やワークシート内の減塩チャレンジ(減塩のために取り組みたいことを明記するページ)には、積極的な取組を期待できる回答が見られました。子どもたちは「食塩の過剰摂取」の問題があることを学び、自ら次のアクションにつなげようという意欲を持つことができたようです。
減塩チャレンジ記入内容(一部抜粋)
- 減塩の商品や塩分が少ない商品を買うようにする。
- 買い物のときに食塩相当量を確認する。
- 麺類のスープは何かもったいないからたまに飲んでたけど全部飲むのはやめようと思った。
- しょくえんそうとうりょうを見る。1かいあじみしてからちょうみりょうをかける。
- 家で減塩しょう油を使っているのでこれからも使っていきたい。
- 減塩の食品がどれだけあるか、スーパーに見に行く。
- 栄養成分表示を見て減塩のバランスを考える。
- おかしのパッケージに「減塩」と書いてあるものをなるべくえらぶ。
- かぞくとげんえんについてはなし合う。
- 減塩に興味をもつ!そして 知る・学ぶ!
- 減塩のことを発表する。みんなに興味をもってもらう。
- 家族の人に減塩していっしょにりょうりをつくってみたり減塩のバランスをかんがえてみたりしようとおもった。
ワークショップ感想(一部抜粋)
- 分かりやすく教えてくれて食塩のことについて真剣に考えられた。良かった。楽しかった。よく知れた。
- このワークショップをするまで、食塩は食べ過ぎると良くないとわかってたけど、改善点などを分かっていませんでした。これからこのことを活かしたいです。
- 今まで食塩のとりすぎに注意した方がいいということをしらなかったので知れてよかったです。
- 減塩についてとてもよく理解したとともに、家庭でも注意できることが存在するということが分かったので実践してみようと身にしみて感じた。
- すごくスライドもみやすくて、せつめいも分かりやすくて、もっとげんえんについて、考えてみようと思った。
- 先生の話し方が伝わりやすく親しみやすかった。来てよかったと思う!こんど学校で発表したい!
- 食塩量などを見ないで今まで食べていたけど、この学習で減塩をどうやって取り組むか、減塩のバランスがわかりました。
意欲的な行動が見られた事例
参加者から後日提供いただいた自主学習の様子
ワークショップ実施後、参加者から、自宅にある間食に含まれる食塩相当量を調べてみたという連絡をいただきました。ワークショップでの学びを活かし、自主的に取り組んでいる様子がうかがえます。
ワークショップ終了後にはパンフレット「知っていますか?食塩のとりすぎ問題」を配布。自宅でもワークショップの内容を振り返ることができたよ!
参加者から後日提供いただいた自主学習の様子