マルハニチロ株式会社
行動目標
取り組む課題
中長期的な目標
お客さまの適切な食塩摂取に貢献するため、当社の調理済加工食品における食塩含有量の低減方針を確立し、2030年までに、食塩摂取の低減に貢献する商品の売上構成比65%以上を達成する
行動計画
①当社商品における食塩含有量の低減方針ならびに食塩含有量の基準値の確立
②食塩含有量の基準を満たした調理済加工食品の販売促進による主流化
③食を通じた健康に関するコミュニケーションプラットフォームの構築とお客さまへの情報提供
④食塩含有量の基準を満たしていない既存調理済加工食品の改良と基準を満たした新調理済加工食品の開発
実施期間
2025年4月~2031年3月
評価指標(KPI)
2030年度までに"食塩含有量の基準を満たした商品"の売上構成比を65%以上にする
評価指標の直近の数値
51.6%(2022年度)
評価指標のモニタリング手法
"食塩含有量の基準を満たした調理済加工食品(※1)"の合計の売上構成比を算出
※1:減塩食塩含有量の基準を満たした商品とは、以下の2点のいずれかを満たすものとする。
①従来品と比較して、25%以上の食塩相当量を減らした調理済加工食品(又は内容100gあたりナトリウム120mg以上減)
②1食トータルの食塩相当量が3.0g未満/食(※2)になるよう配慮された調理済加工食品
※2:スマートミール®基準の「ちゃんと」を想定して当社にて設定。また、スマートミールの基準は、厚生労働省の「生活習慣病予防その他の健康増進を目的として提供する食事の目安」(平成 27 年9月)を基本としている。
中長期的な目標
行動計画の背景・理由
現状の課題認識
日本人の健康課題において「食塩(ナトリウム)の過剰摂取」は深刻な問題です。100年以上にわたって加工食品を消費者の皆様に提供してきた食品メーカーとして、塩分摂取量の削減に寄与する調理済加工食品の売上構成比および情報アクセスの向上に取組み、塩分摂取量の削減の考え方を当社にとって主流化することが「食塩(ナトリウム)の過剰摂取」の課題に対して必要な取組みと考えました。本活動を通じて塩分摂取量の削減を実現する日本の食環境の構築に貢献いたします。