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入門編
雑誌「ターザン」ウェブサイト
あなたも無関係ではない「減塩」。取り組む4割になるか!やらない6割になるか!?

発展編
※以下のページは、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所のウェブサイト情報を基に、同研究所の承諾の下、記載しています。

日本人の最重要栄養課題である「食塩の過剰摂取」について考えてみよう!

みなさんは、普段の食生活の中で「食塩」について意識をしていますか?日本人の食事における最大の栄養課題は「食塩の過剰摂取」です。日本人の食塩摂取の状況について詳しく見てみましょう。

● そもそも食塩って…なあに?(出典1)

ナトリウムは、人間にとって必須の栄養素の1つです…が日本人の通常の食事では、ナトリウムが不足することはほとんどありません。

● 日本人の食塩摂取量は多い⁉(出典2・3)

日本人の食塩摂取量は1日当たり約10gであり、他国と比較し、大きく上回っています。その量は世界保健機構(WHO)が推奨している量(1日5g未満)の約2倍摂取している状況にあります。(下線部分出典7)

「食塩の過剰摂取」は高血圧の人、あるいは、高齢者の栄養課題だと捉えている人が多いかもしれません。しかし、日本では男女とも全ての年齢階級で「健康日本21(第二次)」の目標には達していない状況であり、全世代が取り組むべき課題となっています。(出典7)

● なぜこんなに塩を摂っているの?(出典2)

日本人の食塩の摂取源の約7割は調味料です。その中でも、しょうゆやみそ、塩が多くの割合を占めています。

● 食塩摂取源は世代で異なる⁉(出典2)

食塩の主な摂取源である調味料の摂取量は若い人よりも年配の人で多い傾向にあります。さらに、摂取源となる食品には、世代間での違いがみられます。例えば、年配の人は漬け物からの食塩の摂取量が多く、若い人はインスタントラーメンやカレールウなどの加工食品からの食塩の摂取量が多いようです。 そのため、将来的には、加工食品の減塩が求められています。

● 食塩を摂りすぎるとどうなるの?(出典1・7)

人口動態統計によると、非感染性疾患(NCDs)は日本人の死因の 50%以上を占めています。成人の NCDs と傷害による死亡に対する主要な決定因子(単一の因子)をみた研究では、食事因子としては食塩の過剰摂取が最も大きいことが示されています。(下線部分出典7)

また、国際共同研究であるINTERSALT研究では、食塩の摂取量が1g/日多い場合、血圧は10年間でおよそ6mmHg上昇することが報告されています。DASH研究をはじめとする多くの欧米の介入試験でも、減塩による降圧効果は証明されています。
欧米の大規模臨床試験の結果は、有意の降圧を達成するには少なくとも6 g/日程度まで食塩摂取量を落とさなければならないことを示しました。世界の主要な高血圧治療ガイドラインの減塩目標レベルが全て6g/日未満を下回っているのは、この結果を根拠としているからです。

● 「食塩の過剰摂取」に対する取組(出典8)

ひと目でわかる食塩量

食品の栄養成分表示も減塩に一役買っている!

市販の加工食品中の食塩量は、食品表示基準で、ナトリウムではなく“食塩相当量”として表示すことが決められました。これにより、消費者は一目見ただけで、その食品を食べた時に どれくらいの食塩を摂ることになるかを把握できるようになりました。

産学官等連携による減塩の取組

本イニシアチブでは、「食塩の過剰摂取」等の栄養課題や環境課題を重大な社会課題として捉え、産学官等の連携・協働により、誰もが自然に健康になれる食環境づくりを展開しています。新規参画事業者数は2021年度12事業者、2022年度16事業者(※2023年2月末現在)となっており、減塩の取組の輪が広がっています。

食品中の食塩の低減に向けた食品の再開発

食品企業の努力により、既製品に含まれる食塩量が減ってきています。2021年には、従来の食品と比べて、推定約1036トンの食塩を減らすことができました。
※日本高血圧学会「JSH減塩食品リスト掲載品の相対的減塩量(t)」より抜粋

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