株式会社マルト
2030年3月までに、「食塩(ナトリウム)の過剰摂取」に配慮した商品の販売数量を年間25万食まで増やし、美味しく、かつ食塩摂取量を抑えられる商品提案を継続的に実施する。
行動目標
取り組む課題
中長期的な目標
スーパーマーケット事業において提供する惣菜・弁当類のうち、「食塩(ナトリウム)の過剰摂取」に配慮した商品(お弁当1食当り食塩相当量3g未満の商品)の販売数量を年間25万食まで上げる。(22年度の実績12万食)
行動計画
弊社在籍の薬剤師・管理栄養士・商品開発スタッフを中心に専門プロジェクトチームを結成し、開発された商品は「ふくふくデリ」ブランドとして発売いたします。
さらに、医師の監修の下、行政(福島県・いわき市)が推進する減塩食環境づくり事業とも連携して取組を進めてまいります。
お弁当には「いわき ひとしお」とタイアップしていることがわかるシールを貼付し、売場では食塩相当量3g未満であることをPOP設置して販売いたします。
実施期間
2023年4月~2030年3月
評価指標(KPI)
「食塩(ナトリウム)の過剰摂取」に配慮した商品数と、その販売数量
【目標値】商品数30品/年、販売数量25万食/年
評価指標の直近の数値
【2022年度 実績】商品数:12品、販売数量:12万食
評価指標のモニタリング手法
毎年3月末に、商品数と販売数量実績を算出いたします。
中長期的な目標
行動計画の背景・理由
現状の課題認識
弊社が事業展開している福島県・茨城県は、全国の中でも食塩摂取量は上位に位置しており、高血圧性疾患や虚血性心疾患患者の割合も多い状況にあります。
弊社はスーパーマーケット事業を中心に、グループ会社としてドラッグストア・調剤薬局も運営しており、お客様に食を通じて健康になっていただきたいという思いが強くございます。
一般的な惣菜や弁当類には食塩が多く含まれ、健康に影響するというイメージを持つ方もおられます。
「弊社の惣菜・弁当を食べて、皆が笑顔に・健康に・幸せに」。豊かな幸齢化(こうれいか)社会を目指し、皆様の健康に対する行動変容のきっかけ作りが出来れば幸いでございます。
2021年度より専門プロジェクトチームを立ち上げて商品を発売しておりますが、「食塩を減らす=美味しくない」というイメージがお客様には根強くございます。
美味しくて、しかも食塩摂取量を抑えられて健康になれる、そのような商品提案を継続的に実施してまいります。
実績報告
実績報告日
2024年7月4日
取組実施期間
2023年4月~2024年3月
実績
「食塩(ナトリウム)の過剰摂取」に配慮した商品数と、その販売数量
商品数27品/年、販売数量12万3千食/年
実績等の補足説明
「食塩(ナトリウム)の過剰摂取」に配慮した商品とは、お弁当1食当たり食塩相当量3g未満の商品を指す。
前年度比の販売数量増加率に対して商品数増加率の方が大きかったため、 1 品あたりの販売数量が下がる結果になった。店舗での製造能力に限りがあるため、工場製造商品によるフォローアップが必要である。
今後の計画とその理由
販売数量15万食/年(2024年度)
〈理由など〉
27品を販売した中で、より売れる商品の傾向が見えてきた(中身・見た目・価格帯・量目)。既存商品の中にも比較的 食塩相当量が低いものがあるため、それらを本プロジェクト用にリニューアルして販売数量のアップにつなげていく。
2030年度の目標である「商品数30品/年、販売数量25万食/年」は据え置く。