森永乳業株式会社
行動目標1
取り組む課題
中長期的な目標
乳製品を活用した「減塩レシピ」及び「適塩レシピ」を開発し、2030年までに100レシピとする。
企業ウェブサイトに減塩レシピと減塩のコツ情報を掲載する。
なお、開発するレシピの食塩相当量の基準は、「減塩レシピ」では、基準とするレシピ(※)から25%以上を減らし、かつ主菜1.5g以下、副菜0.7g以下。「適塩レシピ」では、食塩相当量主菜2.0g、副菜1.0g以下。
※女子栄養大学出版部の書籍に掲載のレシピ
行動計画
企業HPのレシピサイトのトップに毎月1レシピ以上(年13レシピ)減塩または適塩レシピを掲載する。
実施期間
2024年01月~2030年12月
評価指標(KPI)
開発レシピ数、自社ウェブサイトへのレシピ掲載数
評価指標の直近の数値
トップ掲載10レシピ(2023年)
評価指標のモニタリング手法
年に一度、掲載レシピ数を集計
中長期的な目標
行動計画の背景・理由
現状の課題認識
日本人の栄養課題の一つである「食塩(ナトリウム)の過剰摂取」に対して、乳製品を活用することで、食塩摂取量をコントロールできることを提案していく。「減塩」および「適塩レシピ」をおいしい健康レシピとして訴求し、健康に貢献することを目標とする。
行動目標2
取り組む課題
中長期的な目標
20歳~30歳代の女性に占めるやせの割合は令和1年度で18.1%と先進国の中では高い割合を示しており、健康日本21(第三次)においても、15%への低減目標が示されている(令和14年)。令和2年度学校保健統計調査においても、痩身傾向児の割合は、この 10 年間でおおむね横ばいもしくは増加傾向と報告されていることから、未就学児から社会人までの段階に応じた食育冊子の作成と、企業活動を通じての普及活動を実施する。
行動計画
・毎年、1冊の食育冊子の発行(改訂版を含む)及び配布(1,000部/年)
・食育セミナーの実施(6回/年)
対象者:小学生から30歳代までの女性
規模 :10名から20名
実施期間
2024年01月~2030年12月
評価指標(KPI)
食育冊子発行(改訂を含む)数、食育セミナー実施回数
評価指標の直近の数値
食育冊子1冊を発行(2023年)
評価指標のモニタリング手法
年に一度、実績を集計
中長期的な目標
行動計画の背景・理由
現状の課題認識
日本における若年女性のやせは、必要な栄養素の摂取不足の状態となり、現状だけでなく将来の疾病リスクを高める。さらに、妊娠・出産時に、出生する子どもの低体重化(低出生体重児)のリスクも高めると考えられる。実践的な栄養リテラシーの向上により、この課題に取り組む必要がある。
若年女性のやせや貧血の実態は、他の先進国と比較しても高く健康課題として対応する必要がある。